■SIZE:表記なし
実寸:着丈:107㎝/身幅:58㎝/肩幅:50㎝/袖丈:45㎝
■COLOR:Ivory
■CONDITION:Dead stock
■帝国陸軍の患者用ガウン
第二次世界大戦中、負傷したり病気にかかったりした軍人の看護・治療のための病院が陸・海軍ともに各地に存在していました。
病院と言っても時と場合により様々な形態のものがあり、大きな建物が50棟以上あり設備が充実したところから、ひめゆり学徒の沖縄陸軍病院に代表する壕を掘って造ったまるで病院とは呼べない劣悪な環境のところまでありました。
患者着と言われるものは数種類ありますが、麻酔・薬ですらひっ迫した劣悪な環境下のところではもってのほか、ある程度設備が整ったようなところにしか存在しえなかったアイテムでした。
こちらのガウンは、腕周りから袖口まで太めの設計で、まるで長襦袢とガウンのハイブリッドのようなフォルムが◎
袖付根にステッチがこない珍しいパターンになっているので素肌に着てもストレスなく、全体的にゆったりとした作りになっているので着脱し易く、総裏起毛なので暖かく、まさに患者のことを考えた患者の為のガウンです。
また、今ではなかなか見かけないシンプルなガラスボタンもポイントです。
※経年保管による、多少の汚れ・ほつれ等がある場合がございます。
あらかじめご了承願います。