■SIZE:大
実寸:内周:約57㎝
■COLOR:Olive
■CONDITION:Dead stock
■ 国民服のフェルトキャップ
第二次世界大戦中あらゆる事が統制される様になりました。
合理化・簡素化することによる資源の節約であったり、統制することによる戦意高揚などの為でした。
こと衣類に関しては、1940年に国民服令が制定され、統制が推奨される様になっていきました。
もちろん当時は物資が不足していたので、糸も織も均一でなく、スフが入っているので水に弱く、良い生地とは言えませんが、そのお陰で透け感が所々で違って立体的に見えたり、何かの拍子に濡れた所だけ変形して面白い形に経年変化していったり、本来はマイナスなポイントもかわいい個性に思えてしかたありません。
平均点のつまらない現代の物では味わえないアジを楽しんで頂ければと。
生地は様々な毛が混ぜ込まれているフェルト地で、恐らく物資不足から毛をかき集めて作ったと思われますが、逆にこのメランジ感が◎
※経年保管による、多少の汚れ・ほつれ等がある場合がございます。
あらかじめご了承願います。